
【絵本】ねぎぼうずのあさたろう その11
内容説明
あさたろうの旅路もいよいよ終わりに近づきます。山道での出会いが、最後の大きな試練を呼び起こします。
草津から中山道を経て故郷の秩父を目指すあさたろうは、山中で傷ついて倒れている男、ちゅうじと出会います。正義感から悪代官を斬り、追われる身となったちゅうじを救ったあさたろうは、しばらく炭焼き小屋で彼とともに過ごします。しかし、役人たちがちゅうじを捕らえるために迫り、激しい戦いが始まります。シリーズの最後を飾る物語です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、あさたろうが正義感や勇気を持ちながら困難を乗り越える姿が描かれています。子どもたちに「助け合い」や「正しい行いの大切さ」を教える良い教材です。
読み聞かせでは、登場人物の心情を一緒に考えたり、正義とは何かを話し合う場を作ると効果的でしょう。また、歴史的背景や旅路の地図を調べる活動を通じて、学びを広げることもできます。