
【絵本】万次郎さんとおにぎり
内容説明
秋の訪れとともに広がる稲穂の香り。その中で生まれた10個のおにぎりが、不思議な冒険を繰り広げます。
万次郎さんは収穫したお米を炊き、心を込めておにぎりを作りました。しかし、そのおにぎりたちは突然動き出し、あっという間に外へ飛び出してしまいます。驚いた万次郎さんは慌てて追いかけますが、おにぎりたちは次々と逃げていきます。四国弁で紡がれる、どこか懐かしい雰囲気の物語。読めば、きっとおにぎりが恋しくなるはずです。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、秋の収穫や食べ物の大切さを楽しく学べる物語です。お米が育つ過程やおにぎりの存在が子どもたちに親しみやすく描かれています。
四国弁が使用されているため、方言や地域文化への興味を引き出すきっかけにもなります。読み聞かせる際、声色を変えて楽しむことで、子どもたちの集中力を高めることができます。
また、おにぎりが冒険する様子を通じて創造力を育むほか、お米への感謝や食事の意味について話し合う場を作る教材として最適です。