
【絵本】どろん ばあ
内容説明
夜が更けた家の中、静寂を破るように始まる不思議な物語。どこからともなく現れるおばけたちの賑やかな夜が描かれます。
「どろん ばあ」のかけ声とともに、一つ目の妖怪や二人組のカッパなど、ユーモラスなおばけたちが次々に登場する数え歌の絵本です。舞台となるのは、家の玄関や寝室、洗面所など、ひっそりとした夜の家の中。おばけたちは最後には宴会を開き、楽しいひとときを過ごしますが、朝が来ると大急ぎで片付けを始めます。おばけたちの賑やかな冒険と、静かな夜明けの対比が印象的です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、数え歌を通じて数字やリズム感を自然に学べる教材として活用できます。おばけたちの登場シーンに合わせて声に抑揚をつけたり、一緒に「どろん ばあ」と声を出すことで、子どもたちの集中力や表現力を育むことができます。
また、舞台が家の中であるため、身近な場所を題材に想像力を広げるきっかけにもなります。おばけたちの賑やかな姿と静かな夜明けの対比を楽しむことで、感情の変化や物語の流れを理解する力を養うことができます。