
【絵本】王さまになった羊飼い
内容説明
貧しい羊飼いが親切心で差し出したものは、彼の運命を大きく変える扉を開きました。
草原で出会ったうさぎに毎日食べ物を分け与えた羊飼い。100日目、うさぎは老人の姿となり、動物の言葉を理解する力を授けます。その後、羊飼いはその力を使い、助けた馬に導かれ宮殿へ。そこで、王子の病を治すよう求められます。悩む彼の耳に、カラスたちが病気の治療法を話す声が届きました。その知恵で王子を救った羊飼いは、国の半分を託され、王として新たな人生を歩み始めます。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、「親切心」や「他者を思いやる姿勢」の大切さを伝える教材として活用できます。
羊飼いが親切を続けた結果、思いがけない力を得るというストーリーは、日々の小さな行動が未来を切り開くことを教えてくれます。
また、動物の声を理解する能力を活かし、困難を乗り越える姿は、子どもたちに「知恵」や「観察力」の重要性を伝える良い機会となるでしょう。