
【絵本】オニのサラリーマン しゅっちょうはつらいよ
内容説明
地獄の赤鬼サラリーマンが、日本の神々を迎える特別な出張で大奮闘!
地獄で働く赤鬼のオニガワラ・ケンと仲間のオニジマは、えんま大王から出雲への出張を命じられます。目的は「全国神さまサミット」の警備と案内役。飛行船で出雲へ向かい、稲佐の浜に到着した二人を待っていたのは、日本各地から集まる神々でごった返す会場。二人は忙しく働きながらも、神々の到着を見守り、迎える大役を果たします。夜空に響く迎え太鼓の音が、特別なひとときの始まりを告げます。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、日本の神話や文化に親しむきっかけを提供します。地獄や神々という題材を通じて、子どもたちに多様な価値観を伝えられます。
物語の中で赤鬼たちが任務を遂行する様子は、責任感やチームワークの大切さを学ぶ題材として最適です。読み聞かせながら「どんな気持ちだったと思う?」と質問することで、想像力や共感力を育みます。
また、出雲や稲佐の浜といった実在する場所の名前が登場するため、地理や歴史の導入としても活用できます。親子やクラスで調べ学習につなげるとさらに理解が深まるでしょう。