
【絵本】そうちゃんはおこってるんだもん
内容説明
そうちゃんは、なんだかモヤモヤした気持ちを抱えています。けれど、その感情の行き先には、ちょっとした優しさが待っているのです。
そうちゃんが一人で遊んでいると、隣の部屋から妹のなっちゃんとお父さんの楽しそうな声が聞こえてきます。なっちゃんはお父さんのお馬に乗って遊んでいるけれど、そうちゃんの順番はなかなか回ってきません。ついに「もういいもん!」と怒ったそうちゃんは、テーブルの下に隠れてしまいます。お父さんやなっちゃんが呼んでも、そうちゃんの怒りはすぐには収まりません。でも、怒りの中にある気持ちを少しずつ整理しながら、その先にある温かい時間を描いたお話です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもが抱える「モヤモヤした気持ち」に寄り添い、その感情を整理する手助けとなります。
親や先生が一緒に読み聞かせることで、子どもが怒りや寂しさを感じたとき、それをどう受け止め、伝えるかを学ぶ良い機会になります。
特に「順番を待つ」「感情を表現する」など、日常生活で直面する場面を通じて、共感力や自己表現力を育む教材として活用できます。