【絵本】はじめての旅

内容説明

小さな手を引かれ、行き先を知らない旅へ。母と子の特別な時間が、静かな余韻を残します。

6歳の男の子は、ある日お母さんに誘われ、どこへ向かうかも知らず家を出ます。お金がないため汽車には乗れず、二人は線路沿いを歩き続けます。夜になると川で体を清め、橋の下で眠り、何日も歩いてたどり着いたのは、小さな墓地。日本の鉛筆画家による繊細なタッチで描かれた、親子の旅路の物語です。

この絵本は、親子の絆や困難を乗り越える強さを考えさせる教材として活用できます。

親子が一緒に困難に向き合う姿は、子どもたちに「共感」や「思いやり」を学ばせるきっかけとなります。また、目的地に向かう過程を通して「忍耐」や「努力」の重要性を伝えることもできます。

さらに、繊細な鉛筆画は感性を育む良い刺激となり、物語を通じて自然や日本文化への興味を引き出すことができます。