
【絵本】まゆとうりんこ
内容説明
森の中で偶然の出会いが、心に温かな灯をともす物語。
山姥の娘まゆは、林で迷子になった小さなうりんこに出会います。うりんこのお母さんが見つかるまで、まゆは優しく面倒をみることにしました。一緒に食事をしたり、昼寝をしたり、危ない崖で助け合ったりと、二人の間には短いけれど深い絆が生まれます。そしてついに、大きな母イノシシが現れ、喜んで帰っていくうりんこの姿を見送ったまゆは、自分も急いで山姥のお母さんのもとへ帰るのでした。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、他者への思いやりや助け合いの大切さを伝える物語です。子どもたちに読ませることで、優しさや共感の心を自然と育むきっかけになります。
保育や授業では、登場人物の行動を振り返り「まゆはどうしてうりんこを助けたのかな?」などの問いを投げかけると、子どもたちの考える力を引き出せます。
また、親子で読む際には「もし自分だったらどうする?」と話し合うことで、親子間のコミュニケーションが深まり、心温まる時間を共有できます。