
【絵本】てぶくろ チンクタンク
内容説明
赤と青の手袋が織りなす冒険の物語。置き去りにされたふたりが見つけたのは、不安を乗り越える勇気と新たな出会いでした。
持ち主の少年に忘れられた手袋のきょうだい、赤いチンクと青いタンク。寂しさと心細さを抱えながらも、自らの力で立ち上がり、指を器用に動かして旅に出ます。「チンクタンク、チンクタンク」と軽やかな足音を響かせながら歩くふたりは、道中で迷子の子ネズミと出会い、その母親探しを手伝うことに。果たしてふたりは子ネズミを無事に家族のもとへ送り届けることができるのでしょうか。手袋のきょうだいが紡ぐ心温まる冒険のひとときです。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、不安を乗り越える勇気や助け合いの大切さを学べる内容です。
親子で読む際には、手袋たちの気持ちに寄り添いながら「不安なときどうする?」と話し合う機会にすると良いでしょう。
また、保育や授業では、登場する子ネズミの母探しを通じて「思いやり」や「協力」の大切さを考えさせる教材として活用できます。