
【絵本】そばがらじさま と まめじさま
内容説明
捨てられた犬が運んできた思わぬ幸運と、それを巡る人々の欲望。心温まる物語の中に、教訓が隠れています。
そばがらじさまが見捨てた犬を、まめじさまが助け、大切に育てると、犬は不思議な力でたくさんのかもしかを捕まえてきます。そのおかげでまめじさまは豊かな食事に恵まれますが、それを見たそばがらじさまは、自分の欲を満たそうと犬を奪います。しかし犬は彼を助けることなく、そばがらじさまは思いがけない災難に遭います。この物語は「花咲爺」の原型とも言われる、昔話の一つです。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、助け合いや思いやりの大切さを教える教材として最適です。まめじさまとそばがらじさまの対比を通じて、善行の結果と欲望の結末について子どもたちと話し合う機会を作れます。
また、物語の展開を絵や動作で表現させることで、子どもの想像力や表現力の育成にも繋がります。読み聞かせだけでなく、劇遊びやディスカッションにも活用できます。