
【絵本】はしれ、きかんしゃ ちからあし
内容説明
蒸気機関車「ちからあし」の物語は、時代の流れとともに変わる運命をたどりながらも、希望の光を見つけ出す力強さを描いています。
「ちからあし」は、貨物を積んだたくさんの車両を引きながら、険しい山道を越え、小さな町や村へ荷物を届けていました。同じ機関庫にいる「はやあし」は人々を乗せて旅をする仲間でしたが、戦争による空襲で失われてしまいます。その悲しみにも負けず、「ちからあし」は戦争中も戦後も重い荷を運び続けました。しかし時代が進むにつれ、新しい機関車にその役割を譲ることとなります。ところがある日、長い眠りから目覚めた「ちからあし」は整備され、新たな旅立ちを迎えるのでした。
知育や教材で活用する際のポイント
「ちからあし」の物語は、困難に立ち向かい、希望を見出す力を子どもたちに教えてくれます。
戦争や技術革新など、時代の変化にも負けず役割を果たす「ちからあし」の姿は、責任感や忍耐力の大切さを学ぶ教材として最適です。
また、過去の経験が新たな価値として再び活かされる場面は、自己肯定感や未来への希望を子どもたちに伝えます。