
【絵本】ねぎぼうずのあさたろう その7
内容説明
秋の峠を進むあさたろう。彼の旅路には、新たな出会いと心に残るドラマが待っています。
道中で、旅人の老人とその孫娘を助けたあさたろう。しかし、山賊の頭「まつぼっくりのもんえもん」に襲撃され、眠らされて捕まってしまいます。間一髪で逃げ出したあさたろうが反撃に出ると、ねぎ汁を浴びたもんえもんの心に亡き娘の記憶がよみがえり、物語は思わぬ方向へ。鮮やかな秋の木の実が彩る中、感動とスリルが交錯する一冊です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、友情や思いやり、そして困難に立ち向かう勇気を学ぶ絶好の教材です。
あさたろうが旅人を助ける場面は、他者を思いやる大切さを教えるきっかけになります。また、山賊との対峙や和解の物語は、感情の整理や共感について子どもたちと話し合う良いテーマです。
鮮やかな秋の描写は、自然や季節感への興味を引き出し、観察力を育てる助けにもなります。