
【絵本】わにわにのおでかけ
内容説明
夜の静けさを破る足音に誘われて、わにわには外の世界へと踏み出します。そこで出会う光景は、心踊る新しい冒険でした。
寝苦しい夏の夜、わにわには眠れずにいました。そんなとき、外からにぎやかな足音が聞こえてきます。興味を抑えきれず、わにわには暗い夜道を這い出し、音のするほうへ向かいます。たどり着いたのは、屋台が立ち並び笑い声が響く縁日。わにわには綿菓子やヨーヨーを楽しみ、大きな花火に目を奪われます。夜の冒険を満喫したわにわには、満ち足りた気持ちで家に戻るのでした。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちの「探究心」や「冒険心」を育む教材として最適です。わにわにが不安を感じながらも新しい世界に飛び込む姿は、挑戦する勇気を教えます。
また、縁日の描写を通じて季節の行事や日本文化に触れるきっかけにもなります。読み聞かせ後に縁日に関する話を広げれば、子どもの興味をさらに引き出せるでしょう。
さらに、夜の静けさや花火の美しさなど、五感を使った表現にも注目。子どもたちと感想を共有することで、想像力や表現力を伸ばすことができます。