
【絵本】もりのてがみ
内容説明
ひろこさんが森に届けた手紙は、思いもよらぬ形で返ってきました。それは冬から春への物語のはじまり。
寒い冬の日、ひろこさんは森の動物たちや木々に向けて、心を込めた手紙を書きます。カラフルなペンとクレヨンで描かれた5通の絵手紙を、彼女は森のもみの木にそっと飾りました。しかしある日、強風で手紙が消え、ひろこさんはがっかりします。ところが日が経つと、手紙の返事が次々と届きます。リスからはくるみ、トカゲからは石、小鳥やウサギから木の実、そして咲き始めたスミレが春の訪れを告げていました。ひろこさんの手紙が、森との心温まる交流を生んだのです。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、自然との心の交流や思いやりの大切さを伝える素晴らしい教材です。
子どもたちに、手紙を書くことで自分の気持ちを表現する楽しさを教えられます。また、森の動物たちからの「返事」を通じて、自然界の繋がりや季節の移り変わりを感じさせることもできます。
活動として、手紙を書くワークや自然観察を取り入れると、絵本の世界をより深く体験できます。