【絵本】ねぎぼうずのあさたろう その５

内容説明

ねぎぼうずのあさたろうが出会う新たな旅の仲間たち。運命の糸が絡み合う物語が広がります。

今回は、浪人そばがきげんえもんと彼を追うとうがん組が登場します。げんえもんの財布を盗んだとされるちのみこぞうが、あさたろうの相棒にきちの昔の仲間だったことが発覚。物語は意外な方向へ進みます。舞台となるのは、北斎の名作を参考にした静岡県丸子の風景。名物とろろ汁も登場し、物語に彩りを添えます。作者が農家の子どもとして育った経験が、野菜が主人公の独特な世界観に生きています。

知育や教材で活用する際のポイント

「ねぎぼうずのあさたろう」は、友情や正義感、そして人とのつながりを学べる絵本です。物語の中で出会う仲間たちや意外な展開は、子どもたちに想像力や共感力を育むきっかけとなります。

また、静岡県丸子の風景や名物とろろ汁が登場することで、地域文化への興味を引き出す教材としても活用可能です。地図や写真を使って、舞台となる場所を調べる活動を取り入れるとさらに効果的です。

さらに、野菜が主人公という設定は、食育にもつながります。物語を通じて野菜に親しみを持たせ、食べ物の大切さを伝える工夫ができるでしょう。