
【絵本】いいことってどんなこと
内容説明
春の訪れを感じる北国で、少女は「いいこと」の意味を探しながら、その答えに出会います。
雪解けが進む北の地では、小鳥がさえずり、川が勢いよく流れ、リスたちが雪の上を跳ね回ります。そんな中、少女は「どうしてみんなそんなに楽しそうなの?」と問いかけますが、返ってくるのは「いいことがあるから」という言葉ばかり。彼女はひとり取り残されたような気持ちになります。しかし、雪の下から聞こえた水の音に導かれた少女は、そこから顔を出す金色の小さな花を見つけます。その瞬間、彼女自身も「いいこと」に気づくのでした。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、自然の中で「いいこと」を見つける体験を通じて、感受性や観察力を育むのに最適です。
子どもたちと一緒に季節の変化や自然の音、色を観察し、感じたことを話し合うことで、感性を磨くきっかけにできます。
また、「いいこと」について考えることで、日常の中に潜む小さな幸せを見つける心の豊かさを育むことができます。