【絵本】るすばん

内容説明

ひとりきりの留守番。静かな部屋で、想像の世界が広がります。女の子の心に生まれる冒険と不安が、どんな結末を迎えるのでしょうか。

買い物に行きたかった女の子は、ひとりで留守番をすることになりました。でも、「もしおばけが出たらどうしよう」と心配でたまりません。押し入れや引き出し、隣の部屋……あちこちにおばけが隠れているような気がして、つい想像がふくらんでしまいます。怖さを振り払おうと、彼女はおばけに備えて陣地をつくり、防衛作戦を開始！怖いけれどどこかおかしな“おばけ”たちとの心のやりとりが、読む人を思わず引き込む物語です。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、子どもの内面的な成長を促す教材としてぴったりです。ひとりで留守番をする中で生まれる不安や想像力を描き、子どもが自分の感情を理解し向き合うきっかけを与えます。

読み聞かせでは、子どもに「怖い時はどうしたらいいと思う？」と問いかけ、解決策を一緒に考えると良いでしょう。想像力や問題解決力を育てる機会になります。

また、子どもが感じる「怖さ」を尊重しつつ、それを克服する姿を肯定的に伝えることで、自信と安心感を育むサポートとなります。