
【絵本】たからさがし
内容説明
河原で偶然見つけた一本の棒。それを巡る二人の“たからさがし”が始まります。
ゆうじとウサギのギックは、河原で同時に一本の棒を見つけます。しかし、どちらが持ち主になるのか決めるために行ったかけっこやお相撲、幅跳びでは、すべて引き分け。決着がつきません。そこでギックは、「うさぎのおばあちゃんに聞いてみよう」と提案します。おばあちゃんのもとを訪れた二人は、思いがけない解決策を教えてもらうことに。果たして、その方法とは何だったのでしょうか?二人の心がほっこりするような結末が待っています。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちが「話し合い」や「譲り合い」の大切さを楽しく学べるストーリーです。
かけっこやお相撲などの遊びを通じて体を動かす楽しさを感じられるほか、結果が引き分けになることで「勝ち負けだけではない解決方法」に気づくきっかけを与えます。
読み聞かせ後に「みんなならどう解決する?」と問いかけることで、子どもたちの考えを引き出し、自己表現や思考力を育む教材として活用できます。