
【絵本】ちょろりんの すてきなセーター
内容説明
とかげのちょろりんが、手に入れたいと思ったのは、心まで温かくするような素敵なセーターでした。
町の洋品店で見つけたセーターに一目惚れしたちょろりん。でも、両親は「そんなものは必要ない」と取り合ってくれません。おこづかいだけでは足りないことを知ったちょろりんは、ランプ職人のおじいさんの仕事を手伝うことに。ランプのガラスを丁寧に磨き、夜通し働いてお金を貯めました。そしてようやくセーターを買いに行くと、なんとそれはヘビ用だったのです……。ちょろりんの気持ちと行動を通して、大切なことを考えさせられる物語です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちに「努力すること」「目標を持つこと」の大切さを伝える絶好の教材です。
ちょろりんの行動を通じて、欲しいもののために自分で工夫し、働く意義を学ばせることができます。また、結果が思い通りでなかったときの気持ちの整理や他者との関わり方について話し合う機会にもなります。
読み聞かせ後、子どもたちと一緒に「努力して叶えたいもの」「欲しい理由」を考える活動もおすすめです。