
【絵本】あたごの浦
内容説明
月明かりが美しい夜、波間の生き物たちが繰り広げる物語が心に響きます。
ある静かな晩、大きなタコが砂浜に上がり、畑のナスを味わっていました。そこへタイが現れ、「月夜を楽しむ演芸会を開こう」と提案します。集まった魚たちは歌い踊り、宴が最高潮に達すると、タイが松の木に登って見事なかくし芸を披露しました。その光景に魚たちは大歓声を上げます。讃岐地方に伝わる心温まる昔話です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、想像力を育みながら日本の昔話文化に触れられる素晴らしい教材です。
物語の流れに沿って、生き物たちの特徴や行動を話し合うことで、子どもたちの観察力や表現力を引き出せます。また、月夜や自然の描写を通じて感性を育むのにも最適です。
さらに、集団での演芸会のシーンを基に、協力や創意工夫の大切さを学ぶ活動につなげるのもおすすめです。