
【絵本】ゆきのひの ゆうびんやさん
内容説明
大雪の日、届ける心が温もりを運ぶ物語。ねずみたちが見せる勇気と優しさが胸を打ちます。
寒い冬の日、郵便配達のうさぎさんが風邪を引いてしまいます。代わりにねずみの仲良し3匹が、襟巻きを巻いて郵便の配達を手伝うことに。彼らは雪の降りしきる中、りすやたぬき、アナグマの家を順番に訪ねます。そして最後に残った荷物は、雪深い坂道を登った先に住むきつねのおばあさんの元へ。吹雪がますます激しくなる中、ねずみたちは力を合わせて進んでいきます。読む人の心をほっこり温めてくれる、思いやりに満ちたお話です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちに「思いやり」や「助け合い」の大切さを教える絶好の教材です。
ねずみたちが困難に立ち向かい、協力しながら郵便を届ける姿は、仲間と一緒に目標を達成する喜びを学ぶきっかけになります。
読み聞かせでは、登場キャラクターの気持ちを一緒に考えたり、助け合いの場面を子どもたちの日常に結びつけたりしてみましょう。
また、季節感ある物語なので、冬の季節行事や自然の厳しさについて話す導入としても活用できます。