
【絵本】プンク マインチャ
内容説明
不思議なヤギと出会った少女の優しさが、驚きと希望に満ちた奇跡を生み出します。
継母に冷たく扱われていた心優しいプンクは、ある日、山の牧場で働きながら空腹を抱えていました。そんな彼女の前に、キツネの頭とヤギの頭を持つ不思議なヤギ、ドーン・チョーレチャが現れ、食べ物を与えます。しかし、それを知った継母がドーンを殺してしまいます。悲しんだプンクは、ドーンの骨を集めて山に埋めると、そこからまんじゅうがたくさん実る木が育ちます。ところが、そこに鬼の夫婦が現れ、物語は思わぬ展開を迎えます。ネパールの古い民話が、美しい絵とともに生き生きと描かれています。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちに「優しさ」や「思いやり」の大切さを伝える教材として最適です。プンクの行動を通じて、善意が奇跡を生むことを学べます。
また、不思議なヤギや鬼の登場など、想像力を刺激する要素が豊富で、子どもたちの感性を育むきっかけにもなります。
さらに、ネパールの民話がテーマのため、多文化理解を促し、異なる文化への興味や価値観を育てる教材としても活用できます。