
【絵本】たいへんなひるね
内容説明
春が訪れたはずの森に、思いがけない雪が舞い降りたら、どんな物語が始まるのでしょうか?
4月のある日、外でハンモックに揺られながら昼寝をしようと楽しみにしていたばばばあちゃん。しかし外は雪がちらつき、冬のような寒さが続いていました。「春を取り戻すぞ!」と決意したばばばあちゃんは、森の動物たちを集めて斬新な計画を立てます。みんなで「春だよ!」という元気な声を袋に詰め、それを空へ打ち上げる作戦です。雷さんの力を借りて空に大声を響かせると、冷たい空気は次第に温かくなり、春の風が森に戻ってきます。ユーモアたっぷりで心がほっこりする、ばばばあちゃんの知恵と行動力が光るお話です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちに自然の変化や季節感を楽しく伝えるのにぴったりです。
ばばばあちゃんと動物たちの行動を通じて、協力することや発想力の大切さを学べます。特に「声を袋に詰める」というユニークな発想は、子どもたちの想像力を刺激します。
読み聞かせや季節の行事に合わせて活用し、春や自然の仕組みについて子どもたちと話し合うきっかけを作りましょう。