
【絵本】ふしぎな さーかす
内容説明
夜が深まり、静けさに包まれる中、机の上で小さな奇跡が動き出します。どこか不思議で、夢のようなひと時が訪れる物語です。
真夜中、机の上に置かれた一冊の本が開くと、小人たちが現れ、サーカス小屋が姿を現します。そこでは、コップやスプーン、マッチ棒を楽器にした楽団が奏でる音楽が響き渡り、ペン先のジャグリングや風船の玉乗りといった驚きの演技が繰り広げられます。書き割りの絵からライオンが飛び出すなど、小人たちの世界は想像を超えるものばかり。そして夜が明けるころ、彼らはそっと姿を消しますが、その余韻が心に残る絵遊びが詰まった作品です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちの想像力を育むのに最適です。真夜中の小人たちのサーカスは、日常の物が生き生きと動き出す面白さを伝え、創造的な遊び心を刺激します。
読み聞かせでは、物語の展開に合わせて身近な物を使い、音や動きを再現することで、子どもたちがより深く物語に入り込める工夫が可能です。
また、物語をきっかけに身の回りの物で遊ぶアイデアを一緒に考えることで、観察力や発想力を高めることができます。