
【絵本】ベンジーのふねのたび
内容説明
ベンジーは、家族と一緒に過ごす夏の旅を心待ちにしていました。でも、今年は少し違う夏が待っていたようです。
長い耳と短いしっぽを持つ茶色の犬、ベンジー。今年の家族旅行は船旅でしたが、動物が乗れないため、彼はお留守番を命じられます。ひとりぼっちで寂しさに暮れるベンジーは、ふと港で家族が乗った船にそっくりな船を見つけます。思わず飛び乗ったものの、それは別の船でした。こうして、予期せぬ冒険の旅が始まります。ベンジーが出会う新しい世界とその結末に、心が温かくなる物語です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、寂しさや不安を感じながら新しい世界に踏み出す勇気を教えてくれます。子どもたちに、自分の気持ちを素直に認める大切さを伝える教材として活用できます。
また、ベンジーが出会う出来事を通じて、他者との交流や新しい経験の楽しさを学ぶきっかけに。読後は「一人でいるときどう感じる?」「新しいことに挑戦したときは?」など、子どもと一緒に考える時間を持ちましょう。