
【絵本】たろうのともだち
内容説明
友だちを探しに出かけたコオロギが見つけたのは、少し不思議な仲間たちとの新しいつながりでした。
ある日、コオロギは散歩の途中で出会ったヒヨコに家来になるよう言われ、仕方なく従います。ところが、そのヒヨコもネコの家来になり、さらにネコはイヌの家来に。次々と家来の連鎖が続く中、4匹はたろうに出会います。たろうが「家来なんていやだ!」と断ると、みんなも「ぼくもいやだ!」と声をあげます。そうして一緒に散歩を楽しむ友だちになりました。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、友だちとの関係や自由の大切さを楽しく学べる内容です。
子どもたちは「家来になりたくない」という声を通じて、自分の気持ちを伝える大切さを感じ取れます。また、最後に仲良く散歩を楽しむ場面では、対等な関係を築く喜びも伝わります。
読み聞かせ後には、「みんなで仲良くするにはどうすればいい?」と問いかけ、話し合いのきっかけにすると良いでしょう。