
【絵本】くった のんだ わらった
内容説明
思わず笑みがこぼれる、ちょっと奇妙で愉快な物語。ヒバリ夫婦と仲間たちが繰り広げる、知恵と食欲の冒険です。
ヒバリの夫婦は、巣の近くで土を掘り返すモグラを追い払ってほしくて、オオカミに頼むことにしました。するとオオカミは「お腹いっぱいごちそうを食べさせてくれたらやる」と条件を出します。夫婦は村の結婚式の宴会に集まる人々を誘い出し、オオカミにごちそうを振る舞いました。けれども、満腹になったオオカミは次に「たっぷりビールを飲ませてくれたら」と新たなお願いをします。ポーランドの昔話から生まれた、ユーモアたっぷりの一冊です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、問題解決の工夫やコミュニケーションの大切さを楽しく学べる内容です。ヒバリ夫婦がオオカミと交渉する場面は、子どもたちに「相手の立場を考える」ことや「条件交渉」の面白さを伝える良い機会になります。
また、食べ物や飲み物が物語に登場することで、日常生活とのつながりを感じながら想像力を育む一助となります。ユーモアあふれる展開は、笑いながら学べる時間を提供してくれます。
読み聞かせや劇遊びに活用して、物語をみんなで楽しみながら、協力や工夫を考えるきっかけ作りにぴったりの一冊です。