
【絵本】きつねとねずみ
内容説明
きつねとねずみが織りなす、自然の知恵と生き抜く力を描いた物語。
きつねが、泥だらけの鼻をしたねずみに問いかけます。「その鼻、どうしたんだ?」ねずみは言います。「巣穴を掘ったんだよ。あんたから隠れるためにね」。きつねはねずみを捕まえようと巣穴を追いかけますが、そこには寝室や食料庫、逃げ道までしっかり備わっていました。巧みに作られた巣穴に助けられ、ねずみは見事に逃げ切ります。ロシアの作家ビアンキが自然界の知恵と営みを温かく描いた一冊です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、自然の知恵や生き抜く力を通じて「工夫すること」「考えること」の大切さを教える一冊です。
親子で読む際は、ねずみの巣穴の工夫や逃げる方法について話し合い、子どもの創造力を育てるきっかけにしましょう。
保育園や学校では、自然界の動物たちの暮らしをテーマにした授業や工作活動と組み合わせると、興味が深まります。