
【絵本】かさじぞう
内容説明
雪が降りしきる中、じいさんの心に宿る優しさが、不思議な出来事を呼び起こします。
正月の餅を買うため、じいさんは手作りの笠を五つ抱えて町へ向かいました。しかし、笠は一つも売れず、帰り道で雪の中に立つお地蔵さまたちを見つけます。じいさんは持っていた笠を全てお地蔵さまにかぶせてあげました。翌朝、思いがけない贈り物がじいさんのもとに訪れ、心温まる物語が展開します。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、思いやりや優しさがもたらす「良い結果」を子どもたちに伝える絶好の教材です。
読後、じいさんの行動について「なぜ笠をお地蔵さまにあげたのか」などを問いかけることで、他者への配慮を考えるきっかけになります。
また、贈り物が届いた場面を通じて、善意が巡り巡って自分に返ってくるという教訓も自然に学べます。