【絵本】いたずらこねこ

内容説明

初めて見るものに、こねこの心はドキドキ。何が起こるか、ページをめくるたびに目が離せません。

庭の池からひょっこり顔を出したのは、かめ。隣にいた小さなこねこは、それが何なのか分からず興味津々。試しに手でぽんと触れてみると、かめの頭や足がすっと甲羅の中に隠れてしまいます。驚きで目を丸くしたこねこですが、今度は逆にかめが動き出すと、思わず後ずさり。かめが近づくたびに、こねこも慎重に下がり続けますが、最後はバランスを崩して池に落ちてしまいます。動物たちの可愛らしいやり取りが描かれた、幼い子どもも楽しめる一冊です。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、子どもたちが「初めての体験」を通じて感じる驚きや興味を描いています。こねことかめのやり取りは、観察力や好奇心を育むきっかけになります。

読み聞かせでは、動物の動きや気持ちを子どもたちと一緒に考えることで、感受性や想像力を豊かにできます。また、絵本の中の出来事をヒントに「初めてのことに挑戦する楽しさ」を伝えるのも効果的です。